医療通訳技能検定試験の範囲について - 一般社団法人日本医療通訳協会

お知らせ

医療通訳技能検定試験の範囲について

2017/03/03

受験生各位におかれましては、検定試験の勉強も追い込み段階と思います。
今回から厚生労働省のカリュキラムに準拠とサイトにてお知らせしました。
範囲が広いので、重点ポイントをお知らせしますので、お役立てください。

まず、厚生労働省のページから「医療通訳育成カリキュラム」のページが掲載されているページにいき、「医療通訳」をダウンロードすべきでしょう。
こちらのページの「本文」というPDFファイルです。前半と後半にわかれています。
医療通訳育成カリキュラム

2ページが目次となっていますので、ここを元にお話を進めます。

(a) 31ページから50ページまでの「専門職としての意識と責任」についてはしっかりおさえておく必要
があります。
なかに、いくつかのシナリオ(ケーススタディ)がありますので、そのようなシナリオに目を通し、判断を求めれることを想定すべきでしょう。
そして、その判断の根拠を簡潔にまとまる必要があります。
特に以下の項目は重要です。
8) 自 分 の 能 力 の 限 界 を 知 る
9) 守 秘 義 務
10)プライバシーへの配慮
11)礼儀とマナー

(b) 123ページから146ページの「日本の医療制度に関する基礎知識」も重要です。
ここでは、以下の項目をしっかり抑える必要があります。
1) 日 本 の 医 療 制 度 の 特 徴
2) 日 本 の 医 療 機 関
3) 医 療 従 事 者 の 種 類 と そ の 役 割 (国 家 資 格)

いずれも、チーム医療の一員として、医療機関という環境で働けるかをみていくものです。

前後しますが、
63ページからの「検査に関する基礎知識」
77ページからの「薬に関する基礎知識」
88ページからの「感染症に関する基礎知識」
以上も抑えるべきでしょう。

63ページの検査については、今までも取り上げてきていますが、薬、感染症については取り上げ方が不十分だったことから、十分に注意する必要があるでしょう。

以上が試験で新たに注目すべき点でしょう。
なお、今までサービス問題として出ていた倫理規定は外れます。